繰り返す歴史の跡を追えⅣ

今週は112に乗せたあたりで引けたようです。

 

なかなかに強いですね。

 

前々からの基本としては昨年のパターンを予想しているので

114付近を目安に考えています。

ただ、そこへ向かう経緯はさまざまが考えられますので

今は、為替チャートよりも、長期金利を見た方が

わかりやすいかもしれません。

というのも、先週の記事で

こちらを掲載したのですが、

過去の記事を検索してみたところ、似たような波形がありました。

4つ連続して大きな窓を生じたのが昨年の5月15日になります。

長期金利はこの後、もう一段上げてから、5月18日にピークを付けて

その後、急落しました。

当然ながら、為替も似たような展開になり、

こちらを参照したところ、5月24日の段階で、111.1x売→109.5xまで落ちています。

 

あの時は確か原油が上げてきていましたね。

 

今年も原油が上げています。

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ただ、今年の場合、改元イベントを控えていますので

株式市場については

連休前のリスク回避の売と

5月からの令和スタートに向けた先回り買

が交錯することになると思います。

 

新元号で、自国の通貨売なのですか。

 

通貨だけで見れば、

ポジティブイベントでの自国の通貨は買だと思いますが、

株式が上昇してリスクオンムードになれば

円が売られる可能性はあると思います。

そのあたりの分析はぜくーに任せます。

※15日 0840

このところ、毎朝9時前後は円安にふれることが多いです。

その後どちらへ向かいますかね。

長期金利が崩れない限りは円安継続でしょうか。

こちらは当面2.6あたりが限界だと思います。

 

※2130

まったく動きのみられない一日

日足の正準値が111.5xにありますが、

上にも解はあると思います。

普通上げる場合には、いったん111.7xあたりまで下げてからになると思いますが、ダウの波形に死角が少ないので

先に上げてきて場合には、以前、父が沼旅行と呼んでいたパターンかもしれません。

あの時も、結局は沼旅行に行くことになったわけですが。

 

17日 0850

まったく動きがないままですので

コメントすることもなかなか思いつきません。

一つだけ特徴的なポイントとしては

長期金利が予定の位置付近まで上昇したのですが、

為替は112のままというところです。

 

※1145

抜かれる可能性がありそうですが、

111.10付近から売で様子をみています。

時足がπターンするようであれば、多少は↓の可能性がでてきます。

※1940

米長期金利について、前回掲載以降の波形になります。

当初の予定の日に、予定の高値2.6まで来ました。

波形的にはすでに破たんしていますが、

この先どうなりますでしょうか。

 

 

 

 

 

 

傷だらけの約束

先週は、大きく上げてから、下げる予想でしたが、

結局のところ、大きく上げたままで終了したようです。

 

昨年の週足との近似で見れば、

上昇路線ですので、特に問題はないと思います。

ただ、

UWBを抜けていますかね。

 

上に行く点では予想通りなのですが、

その波形が通常のものからかなり外れていて

たとえば、先々先週の大陰線の後

週足2本で高値更新するのは、頻度としてはかなり少ないと思います。

これは、それ以前にまったく存在しなかったバイアスが突如として加わったように見えます。

 

米中協議が順調に進んでいることが材料視されたみたいです。

 

そうなのですか。

私には、逆イールドの噂を流して、下げてきたところで

個人を仮想通貨の方に陽動し

手薄になったところを突くような形で、為替を無理上げしたように見えますが。

 

無理上げですか。

 

実質的な買材料が存在しないところで

上げる心理としては

仕手株のように、いったん陰線をつけたら崩れてしまうので

そうはさせないというものでしょう。

だから、今回のような傷だらけのチャートになってしまうのではないでしょうか。

 

実質的な買材料が無い・・のですか。

 

もしも、本当に、米中協議の結果に自信があるのであれば、

押し目をつけながら上げた方が確実性が高いですわ。

それは業績の良くなっている会社の株式チャートのようなイメージです。

逆に、そうならないのは、

大統領選の直後のように、何か突発的なできごとがあり、減税期待に関して、相当な確信があるときか

逆に、実体のない仕手相場で、上げを持続しなければ落ちるという危機感がある時だと思います。

 

今回は後者の方ということなのですか。

 

大統領が当選後に減税することはある程度の確度で確かだったと思いますが。

今回の米中協議は、やはり結果がでないことにはわからないことですから。

もちろん、良い結果がでる可能性を否定はしません。しかし、以下のような記事を読んで、一方的にリスクオンと断定できるものなのかなという感じです。

 

もちろん、理由はそれだけではなくて、ぜくーが指摘したような分足の多数の窓ですとか

雇用統計後の不自然な波形とか色々とありますが。

 

今週の動きはどのようになるでしょうか。

 

仕手相場が継続であれば、

UWB抜の勢いで、理論的に相当上まで可能です。

ただ、

米国指標を見ていると、ADPやISMはダメでしたし

まあ五分五分くらいではないでしょうか。

FRBの利上げについても、かなりブレーキがかかりそうですし、

こちらはやや円高要因ではないでしょうか。

世界情勢に関しては

米中協議がどうなるかだけではなく、

イギリスのEU離脱をめぐる混乱のこともありますで

個人的には、材料面だけを見た場合には

110円位のところではないかと思っています。

また、これとは別の観点から

これまでに起きたことと、これから起きるであろうことの整合性をとろうとすると

111.0割必修

となります。ここは避けては通れない。

ただし、これは後になって実はこんなに凄い話が進んでいたんだよ

というような後出し的な条件修正が行われることで

時間的に相当遅らせることができます。

 

かなり面倒な形ですね。

 

今年に入ってから数か月の期間が、

予想するのが楽すぎただけかもしれません。

このあたりは、状況をみながら、コメントしようかと思っています。

 

※0930

111.0割必修の前に

雇用統計の時に、ぜくーが指摘していた111.5x割の件がありましたね。

そのためには、まず、111.64割が必要になりますが、

さきほど一瞬割り込んだところです。

大きな材料が見当たらない中で

今週もまた米中協議を持ち出して、上げていくかどうかの

見極めでしょうかね。

 

※1015

早速、ぜくーの予測した111.50割が示現したようです。

 

※翌1805

さきほど111.2xまで下げたようです。

111.7x→111.2x利確しました。

 

※2235

前記した今週の予想

>これまでに起きたことと、これから起きるであろうことの整合性をとろうとすると

>111.0割必修

>となります。ここは避けては通れない。

111.0割を示現しました。

 

この先、米長期金利の予測波動が

現2.490→2.480→2.505→2.480割

であることを考慮すると、ドル円は110.7x付近までは下げるように見えます。

 

※翌々0825

前記した米長期金利はほぼ予測通りの波動で展開し

高値2.505の後、2.480割を経て、2.46x

週足の正準値は2.42xですから、まだ、下げ余地がありそうです。

 

※翌0750

昨夜は、長期金利2.49付近に比較的大きな窓があったのですが、

これを埋めるプロセスが生じたようです。

この後、特段の大きな材料がでなければ、

2.47xを経て2.42xに向かうラインがあります。

長期金利は週足・月足でみるとかなり厳しい形ですね。

為替に関して、上下どちらもありますが、

現111.6xに対して、ひとまずは111.4xが安定する形でしょうか。

 

※2010

円安の流れになっていますが、

長期金利の動き的には

かなり大きな窓が4つありまして

まさに傷だらけの状態ですね。

特に、右から2番目の窓が深刻です。

このまま上昇を続けるのは難しいように見えます。