カルロス・ゴーン氏を逃がしたのは、日本政府だって?

いわゆる小是空という人物の動画によれば

カルロス・ゴーン氏を逃がしたのは、日本政府ということらしい

本当かね。

逃がしておいて、被害者面しているとしたら

なかなかにアレな話ではあるが・・

まあ、彼の説明を正確に記載すれば

逃がしたのではなく

逃げるのをあえて防がなかった。

ということになるのたろうが。

 

日本政府にすれば、

そもそも、「ゴーン氏の裁判何てやりたくもない」というのが

この理論の前提条件になっている。

あくまでも、狙いとしては

ゴーン氏の失脚であり

さらにいえば、日産という会社が、

事実上、海外資本の傘下に入ることを防止することが、根本的な狙いになる。

そのために、ゴーン氏の申告漏れを利用しただけのこと。

当初の目的を達成した今となっては

別に彼を法的にさばくこと自体は、どうでも良いこととしている。

むしろ、

この件によって、日本の裁判制度、司法制度に対して

海外からの批判が高まってきているから

このまま裁判を続けて

その結果、ゴーン氏が、無罪になっても、有罪になっても

その批判は、尋常ではないことが予想され

日本政府にとってはいいことがない。

といったところが

小是空氏の思うところらしい。

 

なかなかいいと思うよ。

俺自身は、この件に特段の思い入れはないのだが、

もしも、一つ付け加えるとしたら

ゴーン氏が、レバノンの大臣(経済相)になる日も近いとするか。

とにかく

こういうふうに、思考をめぐらすことは

結局、投資でいえば、チャートの先を読むことと

ほとんどまったく同じプロセスになるので

よいトレーニングになると思う。

ということで、まあ、今後は彼がいろいろとやってくれて

俺が早期に辞めることができるようになるのであれば、

それはそれでよい話なのである。