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詳しいご説明ありがとうございます。ETFはそうだと思うのですが、GPIFの外債や外国株の枠はすでにいっぱいなのでは?国内株は増やす傾向。そのような状況下では、運用しても新規のドル需要は生じないので、結局のところ防衛隊用の為替売買は別枠でやらねばならず、買い付けたドルは次の買い付けまでに売却する必要があるのではないでしょうか。
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年金の資産運用は、国内株/日本国債/外国株/外国債のおよその保有比率が決まっています(絶対額ではなく)。値上がりして比率枠を超えたものは売却し、値下がりして比率枠を下回ったものは買い増すリバランスが随時行われます。値上がり→全部売り抜けて差額ゲット、とは異なるイメージです。たとえば日本株が暴落すれば、時価比率が下がって枠に空きが生じるので日本株買い出動となります。
外国モノもしかりで、益が出たものは比率枠を超える部分を売却して円転すればドル売りとなる一方、値下がりしたものは買い増しなのでドル買いです。
おおむね、リスクオンでは株価↑債券価格↓(債券利回りは↑)、リスクオフでは株価↓債券価格↑(債券利回りは↓)。たとえば外国株値上がり→比率枠を超えた分は株売却(ドル売り)→債券は値下がりし…[ 続きを読む ]
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年金はアベノミクス始動時に日本国債一辺倒ではなくなり、そのとき外国モノの比率をうんと引き上げました。その大幅な引き上げ、新規の爆買いによる比率枠の充填は、ご指摘のとおり数年前に完了しています。今は新規爆買いではなく各資産のリバランスで運用していますが、額が額なので、それでも強力な防衛隊として機能しているのですね・・・
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お聞きしたかったのは、実需というよりは、日銀直轄の信託銀行等による覆面介入などはどうなのかと。他通貨ペアをみるに、これだけのリスクオフを買い支えているのはある意味で凄いような気がします。
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日銀がドル買い介入したのは2011年が最後ではないんでしょうか?財務官他が口先介入することはありますが。日銀はETFは買えても(信託銀行経由)、現行制度で外債は買えないので、為替は直接は発生しないと思うのですが。ETF買い=日経防衛→海外勢に日経買いの動機を与える→結果として海外勢に間接的に為替防衛させているの体、と理解しています。
一方、年金は外債や外国株も買うので、日常的に信託銀行経由でドル買いしているはずです。でも年金は短期の為替取引で直接儲けているわけではないですよね。年金の原資なので、儲かれば円転はするのでしょうけれど、長期投資ゆえに時間軸が長いのではないでしょうか?
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防衛隊の威力は、買い付け余力もさることながら、反対売買を急ぐ必要がないという、時間軸的な余裕にあるのかなと思います。
年金がたとえば109.5でドル買いする→その後109割っても105割っても、損切りする必要がない、最強の為替プレイヤー・・・
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輸入、外債投資、M&A(シャイアー 社案件だけではない)といった実需勢は、ドルは買い切りで、反対売買不要ではないんでしょうか?ゆえにリスクオフで示現してしかるべき水準との間に差が生まれ、なかなか沈まないという・・・
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お聞きしたかったのは、実需というよりは、日銀直轄の信託銀行等による覆面介入などはどうなのかと。他通貨ペアをみるに、これだけのリスクオフを買い支えているのはある意味で凄いような気がします。
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日銀がドル買い介入したのは2011年が最後ではないんでしょうか?財務官他が口先介入することはありますが。日銀はETFは買えても(信託銀行経由)、現行制度で外債は買えないので、為替は直接は発生しないと思うのですが。ETF買い=日経防衛→海外勢に日経買いの動機を与える→結果として海外勢に間接的に為替防衛させているの体、と理解しています。
一方、年金は外債や外国株も買うので、日常的に信託銀行経由でドル買いしているはずです。でも年金は短期の為替取引で直接儲けているわけではないですよね。年金の原資なので、儲かれば円転はするのでしょうけれど、長期投資ゆえに時間軸が長いのではないでしょうか?
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防衛隊の威力は、買い付け余力もさることながら、反対売買を急ぐ必要がないという、時間軸的な余裕にあるのかなと思います。
年金がたとえば109.5でドル買いする→その後109割っても105割っても、損切りする必要がない、最強の為替プレイヤー・・・
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詳しいご説明ありがとうございます。ETFはそうだと思うのですが、GPIFの外債や外国株の枠はすでにいっぱいなのでは?国内株は増やす傾向。そのような状況下では、運用しても新規のドル需要は生じないので、結局のところ防衛隊用の為替売買は別枠でやらねばならず、買い付けたドルは次の買い付けまでに売却する必要があるのではないでしょうか。
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年金の資産運用は、国内株/日本国債/外国株/外国債のおよその保有比率が決まっています(絶対額ではなく)。値上がりして比率枠を超えたものは売却し、値下がりして比率枠を下回ったものは買い増すリバランスが随時行われます。値上がり→全部売り抜けて差額ゲット、とは異なるイメージです。たとえば日本株が暴落すれば、時価比率が下がって枠に空きが生じるので日本株買い出動となります。
外国モノもしかりで、益が出たものは比率枠を超える部分を売却して円転すればドル売りとなる一方、値下がりしたものは買い増しなのでドル買いです。
おおむね、リスクオンでは株価↑債券価格↓(債券利回りは↑)、リスクオフでは株価↓債券価格↑(債券利回りは↓)。たとえば外国株値上がり→比率枠を超えた分は株売却(ドル売り)→債券は値下がりし…[ 続きを読む ]
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年金はアベノミクス始動時に日本国債一辺倒ではなくなり、そのとき外国モノの比率をうんと引き上げました。その大幅な引き上げ、新規の爆買いによる比率枠の充填は、ご指摘のとおり数年前に完了しています。今は新規爆買いではなく各資産のリバランスで運用していますが、額が額なので、それでも強力な防衛隊として機能しているのですね・・・
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トリガーポイントなんて本当に来るのかな
小さなトリガーがきているのではないですか。